#367 公式戦用ユニフォームの規定について①
皆さんこんにちは!
トレスバスケットボール担当の吉田です。
ここ最近、お問い合わせが増えてきているゲームウェアですが、現在「JBA 新ユニフォーム規定」の移行期間中というのはご存知でしょうか?
公式戦では、濃淡それぞれのユニフォームを用意しなければならないというルールがありますよね(‘ω’)
しかしせっかく2色のユニフォームを用意しても、配色やデザインに制限があり、それを万が一違反してしまっている場合は、試合出場がNGとなってしまう可能性もございます。
そうならないために、今現在使用しているユニフォームが規定内なのか調べておくこと、これから作成される方は規定内のデザインで作成すること、がとても重要になります。
最初にお伝えしている“移行期間中”というのは、この新ユニフォーム規定が適用されるまでに規定内のユニフォームを用意(新調)する準備期間ということになります。
施行は2023年4月1日からなので、3月末までに規定内のユニフォームをご用意ください。
それでは、具体的にどのような規定が定められているのか、いくつか重要な部分を抜粋してご説明させていただきます。
最近のユニフォームは、とてもシンプルなデザインが多いですよね。
実はこれも規定が関係していて、柄をプリント出来る範囲、切り替え幅(ラインの幅)が決まっているのが理由の一つとしてあります。
★模様などのデザインを入れることが可能な範囲は下の図の水色部分のみ
※図1、図2および図3の切替えは組み合わせて用いることができる。
※図4、図6および図7、または図5、図6および図7の切替えは組み合わせて用いることができる。
(参照:公益財団法人日本バスケットボール協会 ユニフォーム規則 )
上の図の白い部分は、メインとなるユニフォームカラー(チームカラーなど)を自由に選択できますが、カモ柄やグラデーションなどの模様がNGとなります。
また、淡色は白または白を基調とした淡い色合いのものに限定されるので、トレスでは「ホワイト」もしくは「オフホワイト」が淡色扱いとなります。
※イエロー・グレー・ゴールドは濃色・淡色ともに認められない場合がございますのでご注意ください。
次に、チーム名やチームロゴなどのマーキングについてです。
★チーム名のサイズ
⇒1行の場合高さは 「8cm」以内 ・2行の場合高さは 各行「6cm」以内
★チームロゴ
⇒シャツ前面に1所、パンツに1箇所、それぞれ1箇所あたり「20平方cm」 以内
(左肩、右足裾に入っているロゴが20平方cmギリギリのサイズになります。ワンポイント程度の極小サイズなので、細かい線の多いロゴは難しくなります。)
★都道府県・都市・地域名
⇒シャツ前面(選手番号上部)に1箇所 かつ2行以内 ・シャツ背面(選手番号上部)に1箇所 かつ2行以内
★チームメンバー名
⇒シャツ背面に1箇所 かつ1行のみ
「姓/名またはコートネームなど、表記の種類をチーム内で統一すること」と記載があるので、チーム内で“吉田”・“YOSHIDA”・“AYANA” などの混合は認められません。
今回はデザインについて大まかにご説明させていただきましたが、次回は番号表記についての規定をご案内させていただければと思います。
ユニフォーム作成にあたり、その他ご不明な点がございましたら、お問い合わせフォームよりご質問くださいませ♪