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#370 年の瀬のご挨拶

  • ENTRY:2022.12.30.Fri

みなさんこんにちわ。TRESのKCです。

毎年恒例の年の瀬のご挨拶です。昨年からバスケ事業は吉田に一任しており、自分が書くのも最後かなあと思っております。(吉田には伝えてませんが笑)

お陰様で、沢山の頼もしい仲間が増えてTRESのブランド事業としても大きくなって来ました。同時に我々にできる事、やりたい事、やるべき事も増えて来て忙しく過ごさせていただいています。

契約選手もバスケのみならず色々な球技の方が仲間になってくれて。バスケではトレス初の大学生契約選手の心がB1の富山にジョイン!嬉しかった。ガンガン活躍してほしいですね。

ゆずるくんの手元にも・・・!

 

今年は我慢の年でした。本当にキツかった。。

過去2年間、突然のコロナで売り上げは激減。本当に注文がなくなり、何か出来ないかと思い立ったのがスポーツ生地を使用したマスクでした。ただし何度も伝えたように、”足元を見るような商売はしたくない”と、適正価格で販売し、沢山の方々にご購入いただきました。現在は不織布が不足する事もなく、生地マスクの需要は無くなりつつありますが、それでも今だに”あの時はありがとうございました”とお礼を言っていただける機会もあり、間接的にTRESの名前が広まった大きなきっかけの一つだと思っています。

 

そして今年。やっと!やっとコロナから解放されると思っていた矢先の超絶円安。そして海外の戦争による原材料や輸送費の高騰。正直これは高騰なんてレベルではなく、通常の3倍にまで膨れ上がっていました。

もうマジかよと。本当に泣きそうになったことを覚えています。どれだけユニフォームを売っても増えない会社資金。笑

泣く泣く値上げをさせていただく運びとなり、本当に申し訳ありませんでした。自分たちの所得が増えたわけでもないのに、色々なものが当たり前のように値上げされてしまい、その中での値上げの判断は慎重に議論を重ねて進めて来ました。最終的には自分たちが事業を継続し続けることで恩を返せるようにならなければいけないと、値上げを決断させて頂きました。

ただ値上げをするだけではなく、”高くなってもTRESでユニフォームを購入したい”と、そう思っていただけるような接客、クオリティ、ブランディングを続けて行くことが最低限の責任だと思っています。

何か気づいた点があれば遠慮なくフィードバックしていただければと思います。

 

ことバスケットボールにおいては非常に濃い1年だったと思います。スラムダンクの安西先生の”2人も同時に、だ。”が実現するとは。チームの戦力となる八村選手、ネッツに所属しながら要所の3Pを決め、KDやアービングからも認められる存在になった渡邊選手。彼らを同時に生で観ることができるのは、日本人のバスケ選手としてラッキーとしか言いようがありません。特に渡邊選手のようにGリーグも含めて中々苦しんでいた選手が、大差で負けていてもハリバックする、ポスタライズされてもブロックに跳ぶといった日本人魂のようなガッツを見せてプレイし、それを高く評価されていることが日本人として誇らしかったなぁと感じています。

そして、なんと言ってもSLAMDUNKの映画化。みなさん観られましたか?自分は2回観て2回泣きました。笑

さらに!実は私はモーションアクター(選手の動きを再現するモデル)としてこの映画に関わらせて頂いております。自分がバスケを始めるきっかけになった漫画の初映画作品に関わり、エンドロールに自分の名前が載っている時はちょっと感無量で言葉では表せられない感覚でしたね。

漫画から映画に昇華する途中で、繋げなければいけないシーンや戦術で、あの当時ならこういう動きだった、これが流行っていたからスクリーンの角度はこうなんじゃないか?などを井上先生と生意気にも議論させてもらったことは自分の宝物です。まだ観てないよ!という方は是非自分が何役だったのか想像しながら観てみてください。観たよって方も何度でも!笑

そして近々ではありますが、12月は縁あってレアル・マドリードファンデーションの来日クリニックにも参加させて頂きました。そうです、あのルカドンチッチを育てたレアルです。

いやー感動した。マジで。子どもたちの指導に関する概念が覆りましたね。

例えば、日本であればレッグスルーはこうだよとかギャザーステップはこうだよと方法を教えることが多いです。それも間違いではないと思いますが、lmfでは方法は教えません。自分で考えさせてベストな選択を持たせることに重きをおいています。自分が持ってる手札をいつどう使うか、状況を理解して、ベストな判断をし続ける。そう言った考え方を伝えるクリニック。すごく印象的だったのは撮影したクリニック中の子供たちがみんな笑顔だということ。みんなですよ、みんな。

バスケ始めたばかりの子供達も、3X3のプロチームに所属したり、Bリーグユースの子供達も。それが全てを物語っているような気がしました。

そしてスペインから来日されたコーチはクリニックの中で1日16km歩いていて、それにも驚愕しました。本人は子供に教えるんだからこのくらい一緒に動くのは普通じゃない?と言ってましたが。いやー毎日は難しいんだろうけど、座っていたら何も伝えられないんだなあと。

沢山のことを学ばせて頂いたクリニックでした。

 

来年こそは!この3年間耐えに耐えたエネルギーを爆発させて、攻めの1年にしていきたいと思っています。

個人的にも33歳といつまで現役でやれるか分からない中ですが、振り返らずにとりあえず突っ走ります。楽しみにしててください!

今年一年大変お世話になりました!来年も引き続き宜しくお願い致します!!!

 

最近飼育始めたアルタムエンゼルと始めたゴルフですw

 

良いお年を!