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TRES ATHLETE CHALLENGE DOCUMENT BASKETBALL:002

Nagomu Kamizato 神里 和

PROFILE

1995年5月2日生まれ。沖縄県出身。B.LEAGUEの仙台89ERS所属。背番号は75。ポジションはPG。170cm、66kg。南風原町立翔南小学校、南風原町立南星中学校、沖縄県立小禄高等学校を経て、白鴎大学へと進学。2018年3月に、アースフレンズ東京Zに特別指定選手として入団した。その後、琉球ゴールデンキングスに練習生として入団。そして、2019年から2シーズンにわたり島根スサノオマジックに所属した後、2021年より仙台89ERSに移籍した。愛称は「なご」。プロ3シーズン目。

| Episode1 |

「 練習生時代に積み重ねた努力が、今の活躍につながっている。」

2021-22シーズン、仙台89ERSのPGとして活躍している神里和。過去2シーズン在籍した島根スサノオマジックでのスタッツと比較しても、平均出場時間はおよそ倍になり、平均得点、FG成功率、3FG成功率、平均アシストなども数字を伸ばしている。プロ3シーズン目を迎え、B1昇格を目指す仙台89ERSにおいて重要な役割を担う神里が飛躍できた理由はどこにあるのか。

― 高校まで沖縄にいて、卒業後に白鴎大学へと進学。その後、特別指定選手としてアースフレンズ東京Zに入団しました。当時のチームには、西山達哉さん、柏倉哲平さんという現在B1で活躍中のポイントガード(PG)が在籍していて、ベンチにもなかなか入れない状態。チョモさんこと中村友也さんに可愛がってもらい、一緒に試合を応援していたことが記憶に残っています。

その後、練習生として琉球ゴールデンキングに入団するのですが、このチームに在籍した1年間はなかなか辛い時期でしたね。練習生なので給料をもらえませんから、両親のサポートを受けながら何とか続けている状態。チーム練習に参加できるのも最初のほうだけ。対人の練習メニューで参加できるのは3対3くらいまでで、5対5などゲーム形式の練習にはほとんど参加できなかったんです。いつプロ選手になれるか分からないという気持ちで、コツコツ努力し続けることは大変でした。

そんな中でも僕が挑戦を続けられたのは、チームスタッフのみなさんの支えがあったから。特に身体づくりをサポートしてくれたトレーナーの方々には大変お世話になりました。

僕はもともとフィジカルが強くなかったのですが、トレーナーの方々が親身になって身体を診てくれて、週3くらいのペースでウエイトトレーニングに付き合ってくれたんです。体づくりの重要性も感じましたし、このとき積み重ねた努力によって当たりの強さにも少しずつ自信を持てるようになりました。

だからナイナーズに移籍した現在も、ウエイトトレーニングは継続しています。ストレングス&コンディショニングコーチの久保さんにサポートしてもらいながら、筋トレ時のフォームも細かくチェックしてもらうなど、週2くらいのペースで取り組んでいます。フィジカルが強くなったことで、背の高い相手にも当たり負けしにくくなるなど、プレーにも良い影響が出るようになりました。

試合に出るチャンスがなかなかなくても、今できることにコツコツ取り組むこと。2021-22シーズンのナイナーズで一定時間のプレータイムを得られているのも、過去に努力していたことがプレーヤーとしての成長につながったからだと思います。

| Episode2 |

「 PG同士で切磋琢磨する毎日が、さらなる成長へとつながっていく。」

2021-22シーズンの神里の活躍ぶりを語るうえで欠かせないのが、同じポジションで先発PGとして活躍する渡辺翔太選手だ。ポジションに限らず、身長やポジションもほぼ同じ、プレースタイルにも共通点がある中、神里は何を感じているのだろうか。仙台89ERSを支える2人の司令塔は、どのように切磋琢磨し、どのように役割分担をしているのか。

― フィジカル面では成長を実感できていた一方で、昨シーズンまで所属していた島根スサノオマジックでは、チームのプレースタイルに僕自身があまりアジャストできませんでした。それによって出場時間もあまり伸びず、結果を残せないまま2シーズンが過ぎてしまった感じです。

それがナイナーズという新しいチームに移り、新しいコーチのもとでプレーするようになったことで状況は大きく変わりました。個人的な感想ですが、コーチのセオさん(藤田弘輝ヘッドコーチ)がやろうとしているのは、日本でもトップクラスのバスケット。質の高いバスケを追求しているので日々ついていくだけでもいっぱいいっぱいですが、大きく成長できる環境に身を置いていると感じます。

そんな中で、同じポジションの翔太(渡辺翔太選手)とバチバチやりあい、切磋琢磨しているからこそ、今シーズンのスタッツも伸びているんじゃないでしょうか。練習中のゲームはファウルも吹かれないので、かなりハード。練習を見た人が驚くくらい(笑)。キツイと感じることもありますが、それ以上に楽しいです。何より練習が厳しいからこそ、試合が楽に感じるくらい自信を持って臨めています。

とはいえ、このチーム加入して間もないころは、翔太と共存できるか不安もあったんです。

ポジションが同じだけでなく、お互いに背も大きくないし、プレースタイルも似ている。正直どうなるんだろうと感じていました。しかし一緒にプレーするようになり、周りからの声もあって、徐々にお互いの役割分担が見えてきたんです。翔太は縦に切る力、突破力により強みがあるけど、自分は周りを活かしたり、ゲームをコントロールするのが強みじゃないかと。こうした色の違いがあるので、あとはコーチの使い方次第でやっていけるかなと感じています。

また練習ではバチバチやりあっていますが、翔太はコートから一歩離れたら何事もなかったように接してくれるんですね。だから、ギスギスすることなく気持ちよく取り組めています。こんな風に良きライバルであり良き仲間の翔太がいて、コーチのパッションがあることが、全体にも良い作用を生んでいるんでしょう。とてもやりやすい環境をつくってもらえています。

ナイナーズのレジェンドで、現在はチームフロントにいる志村雄彦さんの存在も大きいです。翔太や僕が試合でうまくいっていないときなど、「もうちょっとインサイドに入れてもいいんじゃない?」「縦に切ってみてもいいかもね」とアドバイスをいただけるんです。僕らはまだまだ若くて経験値が足りない部分もあるので、同じポジションの志村さんのアドバイスは非常に心強いですね。

| Episode3 |

「 バスケと思いきり向き合うことで、どこまで変わっていけるか。」

ここ数年叶えられていないB2優勝、そしてB1昇格を目指してチャレンジを続けている仙台89ERS。神里に限らず他の選手も多くが口を揃えるのが、「2021-22シーズンは、練習からして本気度が違う」という話。これまでのチームとは何が違うのだろうか。またそんなチームにおいて、神里自身はどんなチャレンジを考えているのか。

― ナイナーズというチームとしては、B2で優勝して、B1に昇格することが第一のチャレンジであり目標です。そのために選手はもちろん、チームスタッフも含め全体が一丸となって取り組んでいる雰囲気を感じます。これまでにもさまざまなチームに所属してきましたが、その中でもかなり熱いほうだと思いますね。

まず、練習の雰囲気からして気合が違います。練習メニューをこなしているだけの人はいなくて、誰もが110%、120%の力でやり続けている。先ほどお話したように、練習中のゲームはファウルコールもないので、みんながバチバチにやりあっています。外国人選手もハッスルしていますし、よく声も出すので、僕らも負けじと本気で声を出す。ヘッドコーチのセオさんだけでなく、他のコーチやスタッフも声を出して盛り上げてくれる。チームの空気って伝染するんだなと思いながら、自分も負けじと声を出すようにしています。またワークアウトに取り組む姿勢、練習前後の身体のケアに関しても、一人ひとりの意識がかなり強いと感じています。

こうしたチームの中で、僕個人としてはバスケと思いきり向き合うことで、自分がどこまで変われるのか、成長できるのかを追求するシーズンにしたいです。

今まで所属したチームでは安定したプレータイムを獲得できていませんでしたが、今シーズンは一定のプレータイムをもらえている状態。だからこそシーズン60試合、ケガもせず安定したプレータイムを獲得し続けることで、安定したスタッツを残せるシーズンにしたい。さらに自分がどんなプレーヤーかを知ってもらうことで、よりプレータイムを伸ばし、結果を残すシーズンにしたいと考えています。そのためにも、練習以外でワークアウトの時間を増やしたりと、とことんバスケと向き合うようにしています。

2021-22シーズンはすでに始まっていますが、個人、チームとしてさらに成長していくことで、一つでも多くの試合に勝ち、B2優勝を叶える。プレーオフもしっかり勝ちきり、B1昇格を果たす。この目標に向け全力で取り組んでいくので、ファンのみなさんもぜひ黄援をよろしくお願いします。

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